2011年12月06日(火)

2011-12-06 17:10
【酒鬼薔薇は真犯人ではないのかもしれない・・・!?】@[]





16歳少年が、埼玉の通り魔犯として逮捕されましたが

こういった犯罪をみると、どうしてもあの事件が頭をよぎるんです。

以前告知していたあの事件でもあるんですが・・・

ドラマ『それでも、生きてゆく』を観ていても・・・

やはりあの事件が頭に浮かんでしょうがなかったんです。


あの事件とはタイトルからもわかるように

“神戸児童連続殺傷事件”です。

酒鬼薔薇事件と表現したほうがピンと来るかもしれませんが。

実はこの事件・・・冤罪説があるのをご存知ですか?

YAHOOで【神戸連続児童殺傷事件】と検索すると

【冤罪】【本当の犯人】などとキーワードが出てくるくらい

“酒鬼薔薇事件”の冤罪説は根強いんですね。



私がこの事件の冤罪説を知ったのは5〜6年前でしょうか。

当時の私は、この事件に冤罪説があることをまったく知りませんでしたし

A少年は医療少年院に送致され罪を償っています。

本人は冤罪であると声を上げているわけでもありませんし

解決した事件だとばかり考えていました。

もちろん司法では決着がついているわけなんですが・・・



ですから、冤罪の可能性があると知ると、違和感や驚きがとても大きかったんです。

そこで冤罪説を唱えた何冊かの書籍を読んだりして

調べてみたわけなんですが。



みなさんは『冤罪はないよ・・・』

そうお思いでしょう。

私もそう考えていました。

しかし

本当に私たちは事件の詳細をわかっているのでしょうか。

報道されたことだけを鵜呑みにしていないでしょうか。

というか

どんな報道だったのか自分の記憶もあいまいです。




そこで今回は

タブー中のタブー

“神戸児童連続殺傷事件”の冤罪説に挑んでみようと思います。





まずは、神戸事件を知らない世代もいるかもしれませんので

この事件の大まかな内容を書いてみようと思います。

この事件は、○○くんの頭部を切断して

中学校の校門に置いた事件だけではなく

数ヶ月前の少女殺傷事件を合わせて

“連続”殺傷事件というんですが・・・



ここでは

○○くん殺害に関して述べていきます。


1997年5月24日

○○くん11歳が行方不明となり

翌日に機動隊や地元住民が協力し

大規模捜索が行われるが発見には至らなかった。

ところが27日早朝に

神戸市立友が丘中学校正門前に

切断された○○くんの頭部が発見された。

眼球には刃物で×が切り刻まれ

まるで口裂け女のように

大きくえぐられた口の中には

犯行声明分がくわえさせられていた。

午後になって近くの山頂近くから

胴体部分も発見。



犯行声明分




6月4日

神戸新聞社宛に

第二犯行声明文が送りつけられる。

“酒鬼薔薇聖斗”

と名乗る犯人の大胆かつ挑戦的な犯行が際立っていたことから

マスコミは凶悪的な犯人像を造りだし

連日加熱した報道が繰り返されたのだ。


まさに今までにはなかった

新しいタイプの犯行から

“劇場型犯罪”と銘打たれた。


第二犯行声明分




6月28日

事件は思わぬ結末を迎える。

逮捕されたのは若干14歳の少年だったのだ。


これだけの犯罪をたった一人の少年が

やってのけたことで更に報道は加熱し

血の通わない

まるで“悪魔の少年”のごとく扱われた。



これが概ねの事件詳細です。

この事件がきっかけで少年法が改正され

ある週刊誌では実名で顔写真も掲載したことから

少年事件報道の在り方も議論されたのでした・・・



当時の報道番組





まずA少年が逮捕された経緯から。

なぜA少年に捜査の目が向いたのかといえば

元同級生の証言からです。


元同級生は捜査員に

『A少年はよく猫を殺している』

『彼ならやりかねない』

などと話しているのです。



A少年と元同級生は

以前は仲のいい友達だったそうです。

しかし陰口を言ったいわないで

喧嘩になり

A少年から暴行されたことがあったとか。



更にこの元同級生は

以前A少年が書いたものだとして

記憶を辿りながら

―懲役13年―

というタイトルの作文を

捜査員の前で書き上げ

“証拠”として提出している。


後に

“懲役13年”はA少年の精神鑑定として使われる。


この作文は非常に高度な文章で

大学生でも書けないといわれたものでした。

まして

中学生が思い出しながら簡単に書ける代物ではありません。

A少年が通っていた学校の校長先生も

母親も

『あの子の学力ではこの作文は書けない』

『本当にあの子が書いたのか?』

そう疑問に思っています。



それでもこの文章は

A少年が書いたものとして押収されるのです。


元同級生が書いたという事実があるのにもかかわらず・・・



―懲役13年―全文



1、いつの世も・・・、同じ事の繰り返しである。 
 止めようのないものはとめられぬし、殺せよ
 うのないものは殺せない。 
 時にはそれが、自分の中に住んでいることもある・・・ 
 「魔物」である。 
 仮定された「脳内宇宙」の理想郷で、無限
 に暗くそして深い防臭漂う心の独房の中
 死霊の如く立ちつくし、虚空を見つめる魔物
 の目にはいったい、“何”が見えているので
 あろうか。 
 俺には、おおよそ予測することすらままなら
 ない。 
 「理解」に苦しまざるをえないのである。

2、魔物は、俺の心の中から、外部からの攻
 撃を訴え、危機感をあおり、 あたかも熟練
 された人形師が、音楽に合わせて人形に踊
 りをさせているかのように俺を操る。
 それには、かって自分だったモノの鬼神の
 ごとき「絶対零度の狂気」を感じさせるので
 ある。 
 とうてい、反論こそすれ抵抗などできようは
 ずもない。 
 こうして俺は追いつめられてゆく。「自分の
 中」に・・・ 
 しかし、敗北するわけではない。 
 行き詰まりの打開は方策ではなく、心の改
 革が根本である。


3、大多数の人たちは魔物を、心の中と同じよ
 うに外見も怪物的だと思いがちであるが、
 事実は全くそれに反している。
 通常、現実の魔吻は、本当に普通な“彼”の
 兄弟や両親たち以上に普通に見えるし、
 実際、そのように振る舞う。
 彼は、徳そのものが持っている内容以上の
 徳を持っているかの如く人に思わせてしま
 う・・・ 
 ちょうど、蝋で作ったバラのつぼみや、プラス
 チックで出来た桃の方が、実物は不完全な
 形であったのに、俺たちの目にはより完璧
 に見え、バラのつぼみや挑はこういう風でな
 ければならないと俺たちが思いこんでしまう
 ように。

4、今まで生きてきた中で、“敵”とはほぼ当た
 り前の存在のように思える。 
 良き敵、悪い敵、愉快な敵、不愉快な敵、
 破滅させられそうになった敵。 
 しかし最近、このような敵はどれもとるに足り
 ぬちっぽけな存在であることに気づいた。
 そして一つの「答え」が俺の脳裏を駆けめぐ
 った。
 「人生において、最大の敵とは、自分自身な
 のである。」

5、魔物(自分)と闘う者は、その過程で自分
 自身も魔物になることがないよう、気をつけ
 ねばならない。 
 深淵をのぞき込むとき、 その深淵もこちらを
 見つめているのである。

    「人の世の旅路の半ば、ふと気が
     つくと、 俺は真っ直ぐな道を見失
     い、暗い森に迷い込んでいた。」




ニーチェやダンテといった哲学者の書物から引用した

この高度な文章を本当に14歳のA少年が書いたのでしょうか!?

少なくとも、記憶を辿ってこれだけの文章をすぐさま書き上げた

元同級生の知能は物凄く高いレベルなのでしょうね。

そこらの大学生でも書けない文章能力だと思いますよ。

私では到底書けませんから。。。

しかも、A少年の国語力は低かったといいますから。。。




こうした経緯があって

A少年は捜査員から任意同行されるのですが

若干14歳の少年にもかかわらず

親の同行もなしに警察署へと連行されました。

そしてあっさり自白したのです。

ところがこのとき警察は不法行為を働きました。

犯行声明文とA少年の筆跡鑑定が一致したと嘘を言って

自白に追い込んだのです。
(科捜研の筆跡鑑定は別人と出ていたのです)

この不法逮捕については裁判所も認めています。


このことについてA少年の弁護を引き受けた野口氏は

著書の中で

『警察に騙された』

こうA少年が言ったことを打ち明けています。


そして

その後証拠らしい証拠が何もなく

この自白のみが犯行を裏付ける証拠として有罪となるのです。

物的証拠は何一つなく

供述証拠のみの逮捕だったんですね。

しかもアリバイまであるというとてもおかしな事件なんです。


(つづく)
(コメント:6件)
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